2011/03/04

交渉のロジックのこと

3月3日放送のカンブリア宮殿にて、元外務事務次官で現在は外務省顧問をされている藪中三十二(やぶなか みとじ)さん、交渉におけるロジックについて。
実際に交渉でロジックがなぜ必要かというと言うとですね、共通用語なんですね僕に言わせれば、世界共通用語。つまり、各々の国は歴史も違えば習慣も違う。その時に「まあまあ」とかね、「なあなあ分かるだろう」って言うんじゃ分からないわけです相手はね。そこで共通の用語としてあるのはね、英語とかそういうことももちろんありますけれども、考え方として一応筋が立っていると。論理が通っていることが大事だと。それがお互いを理解できる1つの共通の基準になると思うんですね。

もうひとつは交渉ってのは、本国へ帰って「相手はこう言っていました」と言う時に、相手の言っていることが筋が通ってない場合には説明のしようがないわけですね。「まあうちの特殊事情を理解してくれ」と言われたってね相手がそんなことを理解したら、国に帰ったら「お前バカか」と言われるだけですからね。
ある意味、毎日が異文化コミュニケーションな最近の自分にとって、目からウロコな言葉だったので思わず書き取り。